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糖尿病の食事 一日に必要な適性カロリーを知ることが最初の一歩

あなたはどのくらいが健康のために必要な適正カロリーか知っていますか?
特に糖尿病の方は、一日の食事で必要なエネルギー量を取ることが基本です。

自分が、いったい1日に何カロリー必要なのかを実は知らない方がほとんどです。
自分の必要なカロリーを知るためには、身長が分かれば計算式で必要なエネルギー量が簡単に算出できるのです。
あまり手間もかかりませんので、1回は自分に必要なエネルギー量を計算してみることも良いと思います。

必要なエネルギー量以上に食事をしていれば、血糖値も HbA1cも高くなるのは当然です。
逆に言えば必要なエネルギー量に達していないと栄養不足になります。
自分に必要十分なエネルギー量を摂取することが重要です。
最低でも1600Kcalが必要で、エネルギーが足らなくなると人間は生存していくために身体を分解してエネルギーを生成するようになります。
一番にターゲットされるのが身体のタンパク質組織です。
まず、足のすねの筋肉がエネルギーとして使われるので足が弱くなり、歩くとふらつきが出るようになります。

1日に必要なエネルギー量と3食のエネルギー量の分配方法

標準体重の算出

身長(m)✕身長(m)✕22=標準体重(kg)
上記の式に当てはめて計算すると自分の標準体重が算出できます。
例 身長170cmの人の場合 1.7✕1.7✕22=63.58(kg)

標準体重に生活の運動量別のエネルギー量をかけて算出

  • オフィスの事務の方や家庭の主婦の方など、主に屋内で生活している人 標準体重✕25kcal
  • セールスマン、営業職など戸外で働いているが重労働ではない人 標準体重✕30kcal
  • 建設工事の方など重労働をしている人 標準体重✕40kcal

例えば、身長が170cmで事務の方や家庭の主婦の場合は、1.7m✕1.7m✕22=63.58で、63.58kgが標準体重になります。
そして63.58kg✕25kcal=1589.5kcal≒1600kcal
1日に必要なエネルギー量は約1600kcalとなります。
ただし、このカロリーは、あくまでも参考数値なので、ご自分の糖尿病の正確な守るべき1日のエネルギー量は担当の医師に相談してください。
1600kcal以下になる場合は、1600kcalとして下さい。

必要なエネルギー量を1日3食、ほぼ均等に分配

自分の1日に必要なエネルギー量を把握したら、次はそのエネルギー量を朝、昼、夕食の三食に分けます。
例えば、1日1600kcalであれば朝食で500kcal、昼食で500kcal、晩ごはんで600kcalと分配します。
人は就寝中でも呼吸をしていますし、体温も一定に保っています。
そのような生存していくのに最小限必要なエネルギーを基礎代謝と言います。
最高齢の方や標準体重が軽い一でも、基礎代謝量は約1400kcalで、他に一般的な日常活動をするエネルギーが最小でもさらに200kcal は必要です。
つまり、どんな人でも最低1600kcalは必要最小限なので、最近の糖尿病の食事療法は1日1600kcalを基礎にしています。